隠せてませんでした。

千葉市教委HP「墨塗り」丸見え、会見で謝罪 asahi.com

千葉市教育委員会のホームページ(HP)で「墨塗り」にした個人情報が閲覧可能だった問題で、同市教委の大野湊・教育総務部長らが1日午前、会見し、「掲載された方や市民にご心配とご迷惑をおかけし深くおわびします」と謝罪した。

という、最近よく見る謝罪会見なんだけれども。

「ワープロソフトで会議録を作成した際、個人情報の部分を『蛍光ペン』という機能を使って墨塗りしたが、元の文書を消していなかった。確認不足で、技術的に未熟だった」

こりゃ、使ったのはWordですな。これ→蛍光ペンを活用して文書を見やすくする Microsoft Users
単なる網掛けを簡単に設定できるだけって機能にしか見えないなぁ。機能のメタファは紙とペンなんだけど、文字データは残るってイメージできないんだろうね。紙とペンは見たとおりが情報のすべてだけど、コンピュータのデータは見えていないものもあるということをつかむのが難しいんだろう。
情報担当者を名乗るぐらいなら機能の動作(と前後での情報の違い)を想像できるぐらいのリテラシーは欲しいところだけど、公務員の部署なんて2,3年で入れ替わるし、必ずしも詳しい人がなるとは限らんから、教育orシステムでフォローが必要だろうね。
そこで、「一太郎ガバメント2006」ですよ(w。
「個人情報マスキング」を使えば、「文書中の個人情報や特定固有名詞などを自動抽出」して墨塗りを行えるし、Wordの蛍光ペンのような操作で、墨塗りにすることも可能。
しかも、マスキングした箇所のデータはマスキング以外の操作をすることなく破棄されるので、今回のようなミスは起こらない(w。
千葉市教育員会さんにはおすすめです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です